フィリピン弾丸旅行 備忘録

■前置き

 スマブラDX勢がフィリピンに行くかもしれないというツイートを見て、自分も去年(2023年のお盆)にスマブラDXの大会を目当てにフィリピン弾丸旅行を決め込んだこともあり、何か参考になるかもしれないと思って急いでブログを書くことにしました。本当は当時帰国してからすぐ書こうと意気込んでいましたが、現地でいろいろトラブルがあって熱中症気味になったり、帰国しようと思ったら関西に台風が直撃して予定が狂ったりとかしてかなり疲労がたまっていたことと、あんまりブログに書き起こすような観光地も巡れなかったため、途中までブログを書いた後長い間放置していました。いつかは書きたいと思っていたときにツイートを見たので、書くなら今しかないかなと思ったわけです。

 このブログでは、フィリピンに行くのにあたって必要な準備物や各種注意点を、自分の旅を振り返りつつまとめていきます。ちなみに参加したスマブラDXの大会というのはこれ。

www.start.gg

■準備物

 本題です。フィリピンへ行くのに準備したものを記載します。

  • パスポート
     当然ですね。
  • クレジットカード
     これも当然。ショッピングモールやレストランで普通に使えます。
  • VISA関係
     フィリピンに行くのにVISAは必要ないが、別途eTravelの登録が必要のようです。登録完了したらQRコードが発行され、入国の際に見せる必要があるらしい…。ただ実際にフィリピンへ入出国するとき見せなかったんですけどね…。ただ、日本で飛行機チェックインする時、受付の方に「eTravelの登録はお済ですか?」と聞かれたので、やっぱ申請しておいた方がいいと思います。
     ちなみにめんどくさいことに、入出国の3日前からしか申請できません。長期宿泊するなら、現地で帰りのeTravelを登録する必要があるので注意です。
  • 飛行機の予約
     SSC行くときにANAを利用していたので、今回も流れでANAを利用しました。直前での予約(3週間前)だったのか、最終的な航空機代は12万くらいかかってしまった(円安の影響とかもあるかもですけど)。
     LCC等うまく使いこなせば安く済むらしいですが、直前のフライトキャンセルとかあったりあまりいい噂を聞かなかったのと、しかも何気にこれが自分の初海外一人旅であり、フィリピンはあまり治安のいい方ではないとのことなので、安定とってANAを利用した。まぁ信頼を金で買ってると思うことにして…。
     蛇足だが、関西からマニラへの直行便もあったが、羽田経由の方が何故か数万円安く済んだのでこっちを予約しました。今思えばこれはファインプレイで、当時帰国するタイミングで台風が関西に直撃するという最悪な事態に…。もし関西直通便を選んでいたら、フィリピンから出国できなかったかもしれず、本当に運が良かった…。
  • 帰りの航空券
     フィリピンへ入国する際、30日以内にフィリピンを出国する航空券チケットを提示する必要があるらしいです。基本的に往復で航空券を予約すると思うんで、あんまり意識しないことだと思いますけど。まぁ結局これも入国の時に見せなかったんですよね。ただYoutubeの動画とか見てると入国に必要という声があったので念のため注意ですね。
  • ワクチン接種証明書
     ちょうどコロナが落ち着いてきて、接種証明書の提示が不要になるかも?といううわさもありましたが、念のため用意しました。アプリで簡単に申請できるので、持っておいた方が良いですね。これもまぁ入国のときに提示しなかったんだけど。
  • ホテル予約
     こういう時の定番ってAgodaとかなんでしょうけど、今回は楽天トラベルを利用しました。いつも国内遠征に行くときは楽天トラベルでホテル予約してるんですけど、海外ホテルも予約できるとは知らなかったです。初めての海外ホテル利用で楽天ポイントがもらえるとのことです。自分は楽天モバイルを契約しているので、合計10000ポイントを入手できました。

     ちなみに泊まったホテルはこれです。

    travel.rakuten.co.jp

     Googleマップでは5つ星ホテルらしく。確かに高級っぽい感じのホテル。室内もかなり充実してました。食器とかもあってここで生活できるレベル。特に、浄水器が部屋に設置されていたのが個人的高評価ポイントで、この季節に好きなタイミングで水をがぶ飲みできたのがマジで助かりました。
    ↓朝食のバイキングも数が豊富で滅茶苦茶おいしかったです。

     3泊4日朝食バイキング付きで42,810円でした。これで10000ポイントが後でもらえるのなら、1泊あたり1万円ちょいで5つ星ホテルに泊まれるということで、個人的にはかなりお得に感じました。
  • SIMカード
     昔は海外行くのにWiFiをレンタルしていましたが、今やSIMカードを利用するのが当たり前とのこと。現地の空港などでSIMカードを購入して利用するのが主流らしい…ですが、なんかSIMカードを使うのに抵抗があるんですよね…。今回は楽天モバイルの海外ローミング2GBまで無料を利用しました。特に事前申請とかいらず、出国前にマイページにアクセスして、少し設定を変えるだけで利用できました。

     ホテルにいるときはWiFiあるしこれで十分と判断しました。ホテルWiFiは抵抗無いのかよ!って突っ込まれそうですが、まぁ楽天トラベルで予約したホテルだし、ここは信用することにしました。ちなみに今回の3泊4日の旅行で楽天モバイルの通信量は1GBだけしか使用しなかったです。
  • Grab
     配車アプリ。東南アジアではUberではなくGrabの方が主流なんだとか。アカウント作成には日本にいるときに電話番号認証が必要なため、これだけは絶対に忘れてはいけない(Uberも日本で電話番号認証が必要。自分はそれを知らず、SSCから帰るときにSanneさんに代わりにUberを呼んでもらった失敗経験があったので今回気づけた)。
     が、とある動画でクレジットカードの登録は現地でないとできないと聞いていたのですが、自分の場合何故か登録できなかったです。で、仕方なく現金払いを利用することになったのですが、利用にはFacebookのアカウントとの連携が必須とのことでした。自分はFacebookアカウントが無く、急いで現地で作って利用しようとしたが、作ってすぐのアカウントは使えないとのことでかなり困りました。
     フィリピンは治安があまり良くなく、基本的に移動はGrabを使ったほうがいいと言われているため、必ず準備しておきましょう。Facebookアカウントも必須です。
  • 外貨
     フィリピンの貨幣はPHP(フィリピンペソ)で、現地で換金するのが良レートらしい。これまたあるYoutubeの動画ではショッピングモールにある換金所がおすすめなんて言ってたのですが、自分はどこ探しても換金所を見つけられなかったです。少額でもいいので現地の空港に着いたら一旦すぐ換金した方がいいと思います。特に今回は先述のトラブルがあり、Grabをクレジットカード利用ではなく現金払いで利用する羽目になったので…。空港に着いたらいち早く換金しておくことをお勧めします。
  • 海外保険
     保険は今までt@bihoを利用し、短期間の保険をかけてきたので今回も同様に契約しました。t@bihoにした理由は特になく、EVOに行った時から、何となくで利用しているだけです。クレジットカードに付帯する保険を利用するのが良いんでしょうが、自分は楽天カード(ゴールドではない)なので、あんまり付帯の保険がよくない噂があるので、今回も脳筋でt@biho契約をブッパしました。

■注意点

 当時フィリピンに対するイメージはあまり湧いてなかったですが、結構上級者向けというか、割と海外旅行慣れしている人向けと言われています。誰かと一緒に旅行するなら良いかもですが、一人で行動するのであれば割と体力を使うかと思います。ここではフィリピン旅行した際の残念なところや、注意すべき点を書いていきます。

  • 治安
     フィリピンはリゾート地としてセブ島が有名ですが、今回行ったのは首都方面の方です。首都のマニラは治安が良くないとのことですので注意しましょう。今回の旅行では首都マニラの近くにあるマカティやBGCあたりのエリアを散策してまして、このあたりなら治安はまだマシな方です。とはいえ、Grabで移動中に外を見てみると治安が悪そうな地区がチラホラ見受けられたので、やはり出歩くのは危険ですね。夜間は特に注意。散歩が好きな自分にとって、自由に歩いて行動できないというのはストレスを感じていました…。
     ただ、BGCのエリアはビルが立ち並んで都会な印象で、このあたりは昼間なら歩いても大丈夫かなという感じでした。
    ↓BGCエリアはこんな感じ。

  • 空港
     マニラ空港(ニノイ・アキノ国際空港)、結構人がたくさんいるのでなるべく早く出たい思いもありましたが、一度出ると再入場ができない?かもなので注意です。出入り口にスタッフがいて、一度出たところからもう一度入ろうとしたら呼び止められました。今考えたら、他の所から入場できたのかもですが、当時かなりテンパってたのでどうすればいいのかわからず途方に暮れてました。換金所等は空港内にしかないので、やることやるまでは空港から出ないほうがいいです。もし再入場できなかったら、換金せずに空港出た時点で詰んでた…。
     あと空港で立ち往生していると、タクシーの勧誘がめちゃくちゃ来てウザいです。3回くらいあった。最初は英語が喋られない立ち回りでてきとうに躱そうとしましたが、割と強引にキャリーバッグ持って行こうとする勢いで来たので、もうすでにタクシー予約してるから!とキッパリ英語で伝えたら引き下がってくれました(まぁ先述の通り入国直後はGrab使えなかったんで、嘘ですけど)。Grab以外、タクシー等は割とぼったくられる噂を聞いていたので、注意です。
     ちなみに空港出たところに代理でGrabを呼んでくれるところがあるので、自分みたいにGrabが使えなかったらそこに頼みましょう。(ちなみに最初呼んでもらった車が、何故か勝手にキャンセルされて、30分近く無駄に待たされる事態にもなりました。来なかったら迷わず声かけましょう。この時点で熱中症気味になっていた。)
     あと自分はターミナル3に到着しました。ターミナル1に到着する航空会社もあるようですが、そっちは古いターミナルで、ターミナルから脱出する難易度が高いようです。到着ターミナルにも気にかけておいた方がいいです。
  • 交通
     うるさい!マジでみんなクラクション鳴らしすぎ!
     空港前はもちろんですが、あらゆるところの交通量が多すぎて、めちゃくちゃ混雑してます。Grabで移動しますが、交通量が多すぎて短い距離でも目的地へたどり着くのに時間がかかります。で、みんなせっかちなのかクラクションを鳴らしまくります。入国した当初はうるさすぎて頭痛かったです…。何か対策すべきだったなぁと。
  • 持ち物検査
     先程の空港で再入場できない話をしましたが、他施設も、基本入る扉と出る扉が分かれています。そして入る扉では必ず持ち物検査が行われます。さすがにコンビニとかでは検査は無いですが、ショッピングモールやホテルでは基本あります。ショットガン持った警備員が入り口にスタンバっているのを見た時は結構緊張しました…。こういう自由に出入りできないところもストレスを感じる要因になりますよね。
  • トイレ
     トイレットペーパーを流せないです。便器の隣に小さいゴミ箱があるので、使用したトイレットペーパーはそこに捨てましょう。が、まだトイレットペーパーがあったらマシな方で、施設によっては手洗い場にあるお手拭き用の紙を持って個室に入る必要があるのです。
    ↓こんな感じ。トイレ自体はまぁキレイだが、トイレットペーパーが…。

     自分は絶対外で大きい方の用は足さないようにして、必ずホテルのトイレで大を済ましてから出かけるようにしてました。一回ホテルのトイレの水が漏れだした時もあって焦ったこともありましたが、次の日は何ともなくなっており、割と普通の事かも…。フィリピンの水道管が貧弱なのか、日本のトイレが優秀過ぎるのか分かりませんが。
    ↓ホテルのトイレはこんな感じ。隣についてるのがシャワーでこれがウォシュレットの代わりなんだとか…。
  • 匂い
     ホテルやショッピングモール等に入ると、すごい香水?のような匂いが充満している場合があります。ほとんどの施設で匂いはした記憶です。外出するときはマスクをするなど、気にする人は対策した方が良いです。
  • 天気
     突然大雨が降ったと思ったら、1,2時間後に急に雨が止むということがあります。いわゆるスコール。日本へ帰る当日の朝、急に雨が降って雷ドッカンドッカン鳴っていて、飛行機に乗れるのか不安…ということがありましたが、ものの1時間でびっくりするくらい快晴になったのを記憶しています。フィリピンではよくあることらしい。

■総評

 いろいろ悪いところも書きましたが、一度フィリピンに行ってみるというのはいろいろといい経験になるかと思います。日本との価値観の違いというか、やっぱ海外ってこういうもんだよね、というのを再認識することができました。コンビニ店員の雑な対応とか見ると、海外ってこんな感じだよねって。
 思ったより治安が良くなかったり、都会なエリアがあったり、いろいろと驚きがありつつ、トラブルに巻き込まれながら、台風に見舞われながらと散々な旅でしたが、非常にいい経験になった旅だと思います。
 ただ、もう一回行きたいとは…思わんかなぁ…。治安が多少良くなくてもGrabを使えば良いとはいえ、自由に動き回れないのはストレスだし、外に出たら出たでクラクションの音もうるさいし、施設内も匂いにも慣れられなかったですし…。
 フィリピン料理もあまり口に合わなかったですねぇ…。味付けが濃い料理とかあったり…お酒が好きな人とか、合う人には合うんだろうけども。ホテルの朝食バイキングが美味しすぎるのが悪い。
 あ、フィリピンと言えばJollibeeというファストフード店マクドナルドを抜いて大人気です。クリスピー風のサクサク衣のチキンが美味で、値段もお手頃なのが良かったです。
↓フライドチキンとスパゲティのセットが定番。これでお値段157PHP(=402円)

 以上!行ってみて上級者向けの国と言われる所以が分かりました。海外慣れしている人だったら十分楽しめる国なんでしょうけど、行ってみた感想は、やっぱ日本って最高なんやなと改めて思いました!

RTA in Japan Summer 2021に出た感想とか

実は今回でRTA in Japanは4回目の出場でした。

・2017年夏:スマブラDX イベント戦
・2019年夏:ロックマンZXA マニアモード
・2019年冬:スマブラDX ターゲットをこわせ
・2021年夏:GB版ドンキーコング All Items  (←今回)

■応募~当選

今回はGB版ドンキーコングで応募をしたが、2020年の年末のRiJにも同内容で応募していた。確か当時は1時間20分台で微妙な記録だったので、落選してもやむなし。今回申請した記録は旧記録ではあるがWRであったため評価されたのだろうか。このゲームをより多くの人に知ってもらえる絶好の機会だと思うと、今回当選して本当にうれしく思った。採用していただきありがとうございました。

■~お盆休み前

とはいえ最近仕事がかなり忙しく、お盆に入るまでの間は全く練習できなかった。おそらく仕事人生の中で最も忙しい時期だと思う。このご時世により在宅環境が整っているため、休日でも手軽に会社の資料読んだりすることもできてしまい、なんだかんだでRTAはもちろんいろいろなことを後回して仕事優先にしがちだった。かなりストレスも溜まってきていたので、夜な夜なスマブラDXをしまくってメンタルを保っていた時期もあったなぁ。なのでお盆休み前まではほとんど練習ができなかった(し、する気力も湧かなかった…)。ちなみに自分は組み込みソフトウェア設計の仕事をしている。気になる人は配信の時にでも聞いて。

■本番直前

やっとの思いでお盆休み…と思ったら休日出勤が確定していたため、RTAの練習に本格的に取り組んだのは本番5日前くらいのことだった。最終日の出番で本当に助かったと思っている。練習では配信で記録狙いの練習をするだけでなく、裏で通し練習かつ解説練習をしまくって何とか本番までには間に合ったかなという印象。台本の用意は無しで、毎日お風呂に入りながら解説の練習とかしまくっていたり。

■本番

前回のRiJでターゲットをこわせ!を走った際は操作が忙しい上に、オフラインイベントであったためアホみたいに緊張し、もういっそのこと解説しないスタイルを突き通した。が、解説をしてほしいという要望がたくさんあったような気がしたから、今回は解説多めに入れた。意識したことはあんま解説することはないと思ったところでも、実況みたいな感じで画面で起こったものをあるがままに伝え、場のつなぎをしたら何となくそれっぽくなったんじゃないかなと。オンラインであったため、走っていくにつれて徐々に落ち着いてプレイできたかと思っていたが、解説を聞き返してみるとやはり言っていることがおかしい場面もチラホラあった。意識が足らんかったのかなぁと。(ポリーンの悲鳴の事をポリーンの鳴き声って表現してておかしいことは、アーカイブを見直して1分くらい考え込んで初めて気づいた。)

■完走した完走

思ったよりこのゲームを懐かしいと言ってくれる人がいてうれしかったです。

今回走った目的はGB版ドンキーコングという神ゲーを布教するため。走っている最中にも言ったけど、ホンマにサイコーなゲームなんっすよ…。GBソフトの中でもかなり完成度が高いゲームではあるが、タイトル面で不遇を受けているのかあまり知名度がない印象。(Twitterを見ても"スーパー"ドンキーコングGBと勘違いしている人がチラホラいたし…)。でも「このゲーム懐かしい!」と知っている人たちの反応を見ることもでき、その反応を見るだけでめちゃくちゃうれしかった。知らない人も今回のRiJをきっかけでプレイしていただけたらもう何も言うことはないです。

3DSにて315円でVC発売中なので是非プレイしてみてください!

www.nintendo.co.jp

RTAにハマったきっかけ

こっからはRiJとは関係ない話だけど、せっかくなので。
自分はもともとスマブラDX勢で対戦ゲームとしてガチっていたが、今となってはRTAとしてプレイする機会が多い。きっかけは2019年冬のRiJを参加した際にHiSTさんから受けたインタビューで答えた。

rtagamers.com

これはこれで本当のことで、最終的な踏み出しはルカさんの走りを見てということで事実ですが、その前段階でいろいろ思い悩んでいる時期がありました。

ホンマのこと言うと当時はスマブラDXに少し飽きが来ていた。

当時は毎月のようにスマブラDXの大会があり非常に恵まれた環境ではありましたが、毎度ながら同じメンバーの参加であり結果も毎回同じようなものである程度決まった人が入賞する。スタッフの方々は遠方から来ている人が多く、毎回会場の予約やクッソ重たいブラウン管テレビを何十台も運んで準備をしていただけた手前で少し言いづらいが…(まぁ自分もスタッフとして手伝ってたことあったし、ええやろ)。贅沢なことに毎回おんなじことの繰り返しで飽きてしまった。そりゃ結果出せないのは自分の実力不足でもあるが、ドクターマリオは使い手が少なく、オンライン対戦のない本ゲームではオフでしか対戦の機会がなかったため、モチベーションを維持するのがつらいんですよこれが。そうしていくうちに何故か大好きなスマブラDXの事がだんだんと嫌いになっていき、トレーニンモードで操作練習をすること自体が嫌になってしまう現象に見舞われた。

そんなことでいろいろ思い悩んでいた時期がありましたが、どういうきっかけか当時は下記のウメハラさんの動画の1:32:35~の答えが非常に印象に残っている。

youtu.be

・視点を変えるとまた新しい遊び方が見つかる。
・遊びなんてのは人が作った範囲だから飽きちゃうだけであって新しい遊びを自分なりに開発していけば無限に見つかっているものだと思う。
・今見えているものがすべてじゃない。
・メーカーはこういう風に遊ばせようとしたかもしれないけど、そのメーカーの思惑を超え、まさかこんな遊び方をするとは思わなかったっていう遊び方を子どもに教えていく。

辺りが印象に残っている。今まではスマブラDXというゲームを対戦ゲームとしてでしか見てなかったですが、それとは別の取り組み方もあるのかといろいろ考え直し、改めてスマブラDXと向き合てみようと考えていた。そんな中でRiJと出会い、スマブラDXを対戦ゲームとしてではなく、RTAとして取り組んでみたいと思った(HiSTさんインタビューへ続く)。

この考え方の軸は自分の中で強く持っている。

そして今となっては対戦やRTAだけでなく、TAS動画や音MAD動画など幅広く手掛けていき、これまで以上にスマブラDXの魅力に気づくことができた。改めて、このゲーム神ゲーやなって。

更に、昔遊んでいたゲームも改めてRTAという遊びをしてみれば、さらにそのゲームの魅力をより深く体験できるのではという考えに至った。ロックマンZXAや今回のGB版ドンキーコングを走ろうと思ったきっかけも、この考え方が軸となり元となったからである。昔ながらやり込んだ大好きなゲームだから、たとえ記録が出ずとも苦ではい。特にアクションゲームは操作しているだけで楽しい、手を動かしているだけで楽しい。

ただし乱数要素が絡むTAとかはダメだと思う。Zチェイサーを許すな。

なのでRTAという遊び方は、自分の中で本当に大きな影響を与えたのであった。RTAというプレイスタイルに出会うことができたRiJには本当に感謝しています。ありがとうございました。

■今後の予定

そういえば今年の11月でスマブラDXは20周年です。キリがいいですね。
というわけで裏で粛々と例の動画を作っていたりします。3作目ですね。
お楽しみに!

RTA in Japan 2019に出場した感想

普段こんなこと書いたりしないけど、走者の方々がみんな書いてるのを見て使命感から書きます。

■きっかけ

RiJにはOnlineで2回出ました。

・2017年夏:スマブラDXイベント戦
・2019年夏:ロックマンZXAマニアモード

Onlineで参加してきたけど、オフラインでも参加してみたくなったから申請ぶっぱしました。申請するゲームは何にしようか考えたところ、スマブラDXRTAはイベント戦以外だと

ターゲットをこわせ
・シンプル
・アドベンチャー
・オールスター

しかなく、ターゲットをこわせ!以外はほぼ運ゲなので実質1択でした。

■当選

夏に出ていたし、3回目になるから当選しなくともやむなしと思っていました。というかそう思って気を紛らわせようとしていたかもしれません。特に今回は倍率が高く、実は当選結果を見ているときは心臓バックバクでした。当選したのを見て…うれしかった。

■本番まで

ターゲットをこわせ!については、申請時は世界3位の記録を持っていたのですが2000回以上再走した結果によるもので、まったく安定せず、通しでできる自信がありませんでした。なので本番1か月前くらいから積極的に配信をして練習しまくりました。本番に向けてどういうルートにするのかを改めて考え直して、配信時のコメントを参考にしたり、他のタゲこわの動画を何度も見直したりして…。

ということでなんだかんださらに2000回くらい再走しました。そのおかげか、本番前のクリスマスの日に世界2位相当の結果を出すことができました。

にしても何回やっても安定しないものもあり、簡単だと思っていたキャラも凡ミスが重なったりしたりしたので、不安なまま当日を迎えることになってしまった…。

■RiJ2日目(初会場入り)

せっかく会場に行くのだから、思いっきり楽しもうということで、自分は2日目~最終日まで会場に入り浸りました。毎日ホテルと会場を行き来するだけの生活を送っていました。近くにスーパーと弁当屋があり、めちゃくちゃ神環境だと思いました。ポータブルモニターをWiiを持ち込んでいたので、ホテルに帰っては夜な夜なRTAの練習をしていました。やっぱ不安だったので。

初めて会場に入ったときは…めっちゃ緊張した。わくわくしながらもなんか緊張しました。スマブラDXの初オフ会くらい緊張した。知らない人ばっかりだし。

なんて言えばいいんでしょうか…小さいころはあまりゲームをやらせてもらえなかった身としては、あんな大々的にスクリーンにゲームを映し出して、堂々とゲームをやってたくさんの方に見ていただけるということは…本当に気持ちいいですね。非日常的な体験というか…スマブラの対戦会もそうですが、自分の好きなことをさらけ出せるというのは最高ですね。

■会場内での立ち回り

いろんな方とお話したいと思うこともありましたが、自分はめっちゃコミュ障なので他の人に話しかけるハードルが高く感じました。スマブラDXの大会とかだったら、待機していればいずれは自分の出番が来るし、とりあえず対戦しとけばそれを通していろいろ会話に発展するのですが…、自分から話しかけなきゃいけないのがハードルが高かった…運営の方々に一声かけるだけでも緊張した。走者の方々と交流できている人は本当にすごいと思いました。特に名刺交換をする文化があるのがびっくりなるほどと思いました。

自分から話しかけようとはしない、声かけるときにめちゃ緊張して、うん、顔見れたしそれでいいや満足と思って結局自分から声をかけることはせず…まぁ今となっては少し後悔ですね。GCゲームのRTAを走っている方とかにコントローラ事情とか語り合ってみたかった。そんな中、某ドンキー勢のお二方に声をかけてくださったのはすごくうれしかったです。その時は自分の出番直前だったので、めちゃくちゃテンパってあんま話せなかったけど…。 

■RiJ最終日(出番まで)

 自分の出番は最終日の18時頃からでした。トリに近いところに配置していただけたのですが、それだけ責任重大と思い、最終日は昼前から練習スペースで練習しまくりました。

(ファルコンのアピールは絶対決める…唯一の見せ場…みせばみせばみせば…)とか思いながら練習していたけど、何度やっても100%成功はせず、不安で不安で仕方なかったです。練習しないと落ち着かなかったので、何度も何度も練習しまくった。

そんな中、DX勢のお二方が応援に来てくれました。特に誰も誘わず、これといった告知もしていなかったので、まさか来てくれるとは思わなかったです。めっちゃうれしかったです。せっかく来ていただいたので、練習スペースで実はスマブラDXの対戦をしていたのはここだけの話。おかげで緊張がほぐれましたよ。

■RiJ最終日(出番)

こんな拍手もらえるとは思わなかった…あったけぇ…。
加えて再走まで認めていただけるとは…運営さんは神か?

完走した感想ですが、思ったより上手く走れなかったです…ごめんなさい。

再走時にネスでわちゃわちゃしたのがとても印象に残っています。ああいうミスだけはしたくないと思っていたのですが、情けないところを見せてしまいました。

実は最初のドクターマリオが一番不安で、最悪あのルートを再現できないということを懸念していました。最初のキャラで何度もリセットする羽目になったらもう立ち直れないと思っていたのですが、そこそこ上手くいったのでよかったです。

ちなみに解説がなかったことについてですが、走りと並行して解説をしても、絶対解説が間に合わないことが目に見えていたので、それはそれで分からないと思い解説無しにしました。まぁ解説を頼むような友人がいなかtt

■後日談

RiJ後にタゲこわRTAをさらに走りこんだ結果、何とかWRを取ることができました。これはRiJを通していろいろとルート考察を繰り返した結果成し遂げられたことだと思います。本当にありがとうございました。

・[再走]スマブラDX ターゲットをこわせ! 全キャラ通しRTA 7分53秒(IGT 04:10.87[WR], NO RETRY)
https://www.youtube.com/watch?v=1oZpW9y_0pc

次参加できる機会があれば参加してみたいですね…。というか2017年夏はEVOから帰ってきた後すぐにRiJOnlineに出て、2019年夏はSSCから帰ってきた直後にRiJOnline2019に出て、さらに今回は大晦日に走り、その後諸事情で実家に帰るはずが、年越しに間に合わず駅地下で年越したりとハードスケジュールだったので、今度参加するのならゆったりまったり参加したいですね。

■今後の予定

もうスマブラDXでは走るネタがないですね。WRが更新されたら走りますので、誰か更新してください。対人戦でもRTAでも、スマブラDXに関することならなんでも答えます。

今後ですがロックマン ゼロ&ゼクス ダブルヒーローコレクションが発売されたら、そっちをメインに走ります。予定として考えているのは以下

・ブラスターマスターゼロ2 GoodEndingの解説動画
・ブラスターマスターゼロ2 Any%
ロックマンゼロ2 ハードモード Any%
ロックマンZXA マニアモードの再走
スマブラDXの動画ネタ1つ

その後は…何も考えてねぇ。

■リンク集

せっかくだから載せておく

Twitter
https://twitter.com/ssbm_zero
・Twitch
https://www.twitch.tv/dr_zer0_jpn
NicoNico
https://www.nicovideo.jp/user/24826945
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCavbB1rCCNZzaGmnejFgwXg